<活動履歴>
2013
●ダンスがみたい!新人シリーズ11「魚は痛みを感じるか?」振付 【オーディエンス賞受賞】@d-倉庫
●横浜ダンスコレクションショーケース「魚は痛みを感じるか?」振付・出演 @赤レンガ倉庫
●芸創CONNECT vol.6 「魚は痛みを感じるか?」振付・出演 【審査員特別賞受賞】 @芸術創造館
●ディディエ・テロン「HARAKIRI」出演 @京都芸術センター
●平成24年度公共ホールダンス活性化事業 東野祥子ダンス公演 「EndscapeS」 出演 @和田山ジュピターホール
  ●筑波大学ダンス部50周年記念公演 ゲスト出演 「ごく小さな生物~40億倍の世界から覗いてみたら…~」振付・出演 @Theater1010
●山田勇気スタジオパフォーマンス@G-screw dance labo
●Vody-act Festival vol.2~7年目の第一歩~「ぱられタリウム」振付・出演@かめありリリオホール
●ダンスがみたい!15 オーディエンス賞受賞公演 「arche」振付・出演 @d-倉庫
●hitoha.nasu film 「awake not awake」 performer

◆現在:Maria Kong dancers companyにて修行中

2012
●Contemporary Dance Performance CROSS-ROOM vol.3 「call me」振付・出演 @speace0426
●横浜ダンスコレクションショーケース 「曇りのち晴ればれ」振付・出演@赤レンガ倉庫
●真夏のダンスキャンプ ワークショップ講師 @神楽坂セッションハウス
●miwa「ヒカリへ」バックダンサー出演
●蜜「アセロラ」MV出演
●千代田芸術祭2012「おどりのば」「ごく小さな生物」振付・出演 @アーツ千代田
●BABY-Q dance performance「惑星大接近、しかし衝突せず」
出演 @スーパーデラックス(東京公演)、名村造船場跡地全域(大阪公演)
●International Festival of Modern Choreography in VITEBSK 「ごく小さな生物」振付・出演 【第1位受賞】
●別府現代芸術フェスティバルBABY-Q dance performance 「Void the Fill」出演 @楠銀天街(大分公演)
●UDCユニオン「ぱられタリウム」企画・振付・出演 @神楽坂セッションハウス
●PLAY PARK 2012 ~日本短編舞台フェス〜 BABY-Q dance performance 出演 @渋谷・CBGKシブゲキ!!

2011
●第1回ダンスクリエーションアワード 創作の部「ごく小さな生物」振付・出演【第2位受賞、ベラルーシ国際コンペ推薦】 @THATER1010
●なかの国際コンペティション入選
●NEXTREAM21 受賞者記念公演「park」企画・振付・出演 @六行会ホール
●NEXTREAM21 「たまごかたまご?」振付・出演【第1位受賞】 @六行会ホール
●DAS主催 リトルコレクション ゲスト出演「ぱられタリウム」振付・出演 @つくばカピオホール

And more…
●BABY-Q dance performance 「わたしたちは眠らない」「リゾーム的なM」 出演
●平山素子振付 「誰もが知ってる言い伝え」出演@つくばカピオホール
●平山素子振付 「5つのデュエット」出演 @THEATER1010
●KENTRO!!振付「心細いことのないように」出演 @神楽坂セッションハウス
●横浜ダンスコレクションR09 ソロデュオ「life」ファイナリスト @赤レンガ倉庫

<作品一覧>

「arche」

振付・構成・演出:井田亜彩実
出演:江口太陽・香取直登・黒須育海・仙田麻菜・豊永洵子・中村理・井田亜彩実
照明:久津美太地
音響・Web:相川貴
衣装:田村香織

<作品テキスト>
関係性を築くこと、触れる生の感覚、
孤独への不安、凶暴な衝動、愛されたい欲求、喜び、怒り、

生まれてくる様々な感情が、私に生きている実感を与えるのです。

「魚は痛みを感じるか?」    【ダンスがみたい!新人シリーズオーディエンス賞受賞作品】

振付・構成・演出:井田亜彩実
出演:笠井晴子、栂野一樹、香取直登、仙田麻菜、田上和佳奈
衣装:田村香織
衣装協力:柴田真梨子
音楽協力:大石和洋

<作品テキスト>
魚は痛みを感じないとされてきましたが、最近それが真実ではないとの研究が発表されました。
痛みを感じないと思ってきた対象が実は痛みを伴っている。
これは私たちの生活でも起こっていることです。
私たち人間の場合、痛みの存在を知っていて、ということも多いですが…。
痛みを与えていること、与えられていること
生きることは痛みを伴う。
今、自分を取り囲む全ての環境、家族や恋人、友人などの人間関係
日々の日常で私は痛みを感じる。
それは心であったり体であったり

結局、皆自分の身をすり減らし、すり減らしながら生きているのかもしれない。

「park」    (NEXTREAM21受賞者記念公演上演作品)

振付・構成:いだくろ
出演:五十嵐耕司、黒須育海、黒田なつ子、井田亜彩実

<作品テキスト>
・公衆が憩い、または遊びを楽しむために公開された場所「区域」
・動物・植物などを自然に近い状態で人にみせるためのもの

メディアの発達によって
世の中からリアルな接点という
あたたかさが奪われつつある
監視し、監視され、何かによって操られる社会
明日の自分の身が存在するのかさえ定かでないいま

私たちにとってのparkとは

何を信じるか
どこに安心、安定出来る場所があるのか

私たちが身を置くparkはみなさんにどう映るのでしょう

そして私たちの世界から
みなさんのparkはどのように映るのでしょう

大きな柵と作業用のレバーを舞台におき、飼育小屋のように空間を設定した。そこにいるのは飼育員と2つの奇妙な生物。

監視するものと監視されるもの。
檻の中で生きるものと外で生きるもの。
果たしてどちらが幸せなのか。どちらが人間らしいのか。

一般の常識で考えてはいけない。

見方を変えれば世の中はまた違って見えるはず。
あなただったらこの4人がどう見えますか?

そんな問いを観客に向けて発信した作品です。

「ごく小さな生物〜40億倍の世界から覗いてみたら…〜」    (神楽坂セッションハウスアンコール上演作品)

振付・構成・出演:いだくろ
(YOKOHAMA DANCE COLLECTION R09ファイナリスト、ART・M富山県知事賞受賞、なかの国際ダンスコンペティション創作部門入選、
ダンスクリエーションアワード創作の部第2位、受賞作品)

<作品テキスト>
彼らの生き方は不器用で決して美しいとは言えない
でもその必死に生きる姿が、私たちに生きる教訓を教えてくれた
なんだかふしぎで なんだかあったかい
そんな生物たちのデュエット

これは顕微鏡から覗いてみえる細胞がうごめくようなミクロな状態から徐々に存在が大きくなり、動物なのか昆虫なのかよくわからないが変な生物が動き回っていた、というユーモアのある作品であります。
こんなにちっぽけな存在でも一生けん命生きているんだよ、人間でもなんだってそうやって必死に生きている姿は美しいじゃないかというメッセージ性の強い作品となっています。

「ぱられタリウム」    (Dance Association Seeds 発表会ゲスト上演作品)

振付・構成:井田亜彩実 共同振付:竹森徳芳
出演:井田亜彩実、竹森徳芳

<作品テキスト>
男は夢をみた
不思議な不思議な感覚だった
どこまでも落ちていく
不思議な少女に出会った

男性とのデュオ作品です。不思議の国のアリスの世界観を参考に、男性バージョンで考えました。ライト、照明を効果的に使い、男性が迷いこんだ世界、そこに現れる少女、現在と夢が混在していく男性、そして最後は…。
というようにストーリ性の強い作品になっています。
そしてムーヴメントも独特な内容になっており、不思議な世界観をより強いものにしています。



※イメージ写真(photo by BOZZO)

「たまごの0様」

振付・構成:井田亜彩実
出演:青柳ひづる、井田亜彩実

<作品テキスト>
生まれてから死ぬまで
それぞれのストーリーがある
それぞれだけどやっぱり誰かと一緒がいい。

たまごが受精し、誕生し、生き様があり、朽ちていくそんな流れを人の一生と重ねて表現した作品です。
大きな赤い布を効果的に使い、物語のページをめくるように展開させていった作品です。

「たまごかたまご?」

振付・構成:井田亜彩実、黒田なつ子
出演:井田亜彩実・黒田なつ子、堀内麻由、脇千登勢

<作品テキスト>
たまご【卵】鳥・魚・昆虫などのメスが産み落とすもの。特に、にわとりの卵。まだ一人前にならない修行中の人。
最も多く料理方法があり、その存在はまだまだ発展途上である。

これはひとつの選択肢のおはなし…あなたの好きな食べ方で召し上がれ♪
たまごを題材に食事が用意され、食べられるまでの過程をコミカルに表現した作品です。

「曇りのち晴ればれ」    (神楽坂セッションハウスアンコール上演作品)

振付・構成・出演:井田亜彩実
出演:五十嵐耕司、黒須育海、黒田なつ子、井田亜彩実

<作品テキスト>
毎日毎日窮屈なことばかり
あたしは頭が重くなっちゃいました
ほっと息をついてみたら…
手先に空気を送るように

この作品は等身大の若者をテーマにした作品です。私の年代になると社会や将来に対しての不安や不満、焦りなど頭の痛くなる悩みが絶えません。たまに心臓がギュッと締め付けられることもあります。夜中にはっと目が覚めて眠れなくなりこともあります。頭でばかり考えて頭でっかちになってしまいます。
そんな時に自分の手先が冷たいことに気が付きました。息を吹きかけて深呼吸してみたら自分の身体の中に空気が入ってくるのを、心が落ち着いていくのを感じました。
そして難しいことはたくさんあるけれど自分の感覚を信じて、前へ動き出して行こうという決意を込めました。

頭に被ったお面は、頭が固くなり、周りが見えない自分の姿を表わしています。また何かと戦っている動きがありますが、その相手が何なのかわからない。結局自分が頭で創りだしている不安や焦りなのです。
また、音楽の目覚まし時計は毎朝毎朝繰り返される朝の始まりの象徴であり、音のなる人形は自分を囃し立て、嘲け笑うような象徴として置いてあります。
これは何度か再演をはたしており、思い入れの強い作品となっています。

PR動画





「ごく小さな生物〜40億倍の世界から覗いてみたら…〜」





「park」





「call me」





「Does Fish Feel Pain? 魚は痛みを感じるか?」


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